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いつどんなタイミングで、誰に訪れるか分からないのが『病気やケガ』です。
軽微なものであれば自宅にて様子を見たり、病院に通院したりして治療ができますが、重症度や緊急度が高いと入院治療を必要とするケースも出てきてしまいます。
特に高齢のご両親がいきなり入院となってしまうと、何を準備すればいいのか分からない!とパニックになってしまうご家族も少なくありません。
そこで今回は、高齢の親が入院した時に必要になる『持ち物準備リスト』をご紹介いたします。
忘れ物や抜けがないよう、慌てずにひとつひとつチェックしていきましょう。
高齢者の入院時に注意したいポイント
高齢者が急に入院となるきっかけに多いのが、脳血管・心臓系の急性疾患や骨折などのケガです。これらに共通している点は、『今まで通りに体が自由動かなくなる可能性が高い(介護が必要になるケースも多々ある)』ということです。
これを踏まえて、入院後の生活について考えてみましょう。
自力で歩ける方であれば足りないものを売店に買いに行けますが、高齢の親が急に入院すると『子供が仕事や遠方に住んでいるなどの理由から、足りないものをすぐに持っていけない』という点が問題に上がります。
そのため、想定できる必要物品はなるべく抜けがないよう一度で持っていけるように準備する必要があります。
高齢者の入院手続きに必要なものチェックリスト
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健康保険証
忘れてしまった場合、一時的に医療費が全額負担となってしまいますので必ず持っていくようにしましょう
介護保険証
入院に直接的な関係はないように見えますが、高齢者の入院は後々介護が必要になるケースが多々あります。いざ必要となったときにすぐ提出できるよう、親の介護保険証の場所も確認しておきましょう。
前期・後期医療被保険者証、公費負担適用書
70歳をすぎると、前期・後期で別れた高齢受給者証が交付されます。一部負担金割合が軽減されます。
健康保険限度額適用・標準負担額減額認定証(※低所得の場合)
もしも親御さんが低所得者(市町村民税非課税者)であれば、自己負担限度額の適用とともに入院時の食事代も減額を受けることができます。詳しくは、各自治体にお問い合わせください。
診察券
一度かかったことのある病院であれば、必ず診察券を持っていきましょう。
印鑑、ボールペン
同意書や申込書を記入する際に必要になります。印鑑は認め印でOKです。
服薬している薬、お薬手帳
普段どんな薬を飲んでいるか確認し、飲み合わせの悪いものや効果の重複がないかどうか確認するため必要です。時に血圧系・血液をサラサラにする系のお薬を飲んでいる方はかなり重要になるので必ず持参してください。
入院生活に必要&あると便利なものチェックリスト
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・箸・スプーン・フォーク
・歯ブラシ、コップ、歯磨き粉
・ビニール袋
・パジャマ、下着
・羽織り
・ティッシュ、ウェットティッシュ
・タオル
・髭剃り、爪切り
・ラジオ・イヤホン
・耳栓
・小銭
・小さめのトートバッグ
・時計
・ライト
・踵のある履き物
安心して入院生活を送るためには、履きものは踵のあるものを選びましょう。以下の記事で解説・おすすめの履き物の紹介をしていますので、どんなものを購入するか迷われている場合はぜひ参考にしてみてください。
入院時、準備しておくと便利なアイテム7選
Vネックカーディガン Honeys
シンプルなカーディガンです。病院内の空調は自分で調整できないため、衣服で温度調整ができるよう羽織を持参するのがおすすめです。
カトラリーセット
病院によってはお箸セットを持参する必要があります。病院に持っていく荷物はどうしても嵩張るので、ケースとセットになっているコンパクトなものがおすすめです。
ポータブルラジオ&イヤホン
入院中は思ったよりもすることがなく、時間を持て余してしまう方がとても多いです。暇つぶしのためのラジオは、ご高齢の入院患者さんにかなり重宝されています。
また、個室であれば必要ありませんが、大部屋に入院する際にはイヤホンを持参するのがマナーです。忘れずにセットで持っていきましょう。
耳栓
病院は朝から夜までさまざまな音に囲まれている環境です。大部屋であれば隣の人のいびきやトイレに行く音、個室であっても他の患者さんが廊下を移動している音などで、寝ていても目が覚めてしまうことがあります。質の良い睡眠時間を確保するため、耳栓を持参して外部の音をシャットアウトさせましょう。
デジタル時計
病室には時計がないことがあります。持ち込む際は、秒針の音がうるさくないデジタル時計がおすすめです。
トートバック
売店やお風呂、洗面所などに移動する際に小さめのトートバッグがあると、荷物をまとめることができるため重宝します。
小銭入れ(コインケース)
自動販売機・テレビカード・公衆電話など、病院内では小銭が必要となることが多いです。小さな小銭入れを携帯しておくと良いですね。
チェックリストを活用して、抜けがない入院準備を!
高齢の親の急な入院となると焦ってしまう方も多いと思いますが、そんな時こそ焦りは禁物です。
また、今は元気でも予期せぬ入院となってしまうことも想定されます。
この機会に家にあるものを見直し、置き場所の確認や不足物品の買い足しなどを行っておくと良いかもしれませんね。