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高齢になりつつ問題となる「嚥下障害」。
近年は医療の発達により平均寿命が伸びているため、より身近なものとなっています。
「嚥下障害があるともう食事ができないの?」と心配になってしまう方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、食品メーカーが開発している「飲み込みが難しくなってきた方向けの商品」について紹介していこうと思います。
老化と共に訪れる「嚥下機能の低下」
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そもそも「嚥下機能」とは?
「嚥下障害」とは、以下の状態を指します。
嚥下とは、食べ物を噛み砕いて飲み込みやすくしてから食道を通して消化器官へ送ることを言います。
嚥下障害は「口に入れた食べ物が飲み込みづらくなる状態」を指しており、高齢になると嚥下障害になりがちです。
加齢に伴って食べ物を飲み込む筋肉が衰退することで嚥下機能が低下するので、多くの高齢者が嚥下障害になってしまっています。
(引用:学研ココファン-嚥下障害とは)
なお、診断は医師が行います。
自己判断は危険ですので、「おかしいな?」と思ったら病院に行くようにしましょう。
嚥下障害の症状は?
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嚥下障害が生じると、
- 食事時のむせ
- 誤嚥性肺炎
- 栄養不足による体重の低下
- 窒息
など、命に関わる状態に陥ることもありますので、嚥下障害の可能性がある場合は速やかに病院を受診・医師の診察を受け、改善できるよう働きかけをする必要があります。
嚥下機能が低下している方向けのおすすめ商品まとめ
嚥下機能が低下している方は、普通の食事を飲み込むことが難しい状態であると言えます。
そこで今回は、食品メーカーから販売されている「飲み込みが難しくなってきた方向けの商品」を5つご紹介させていただきます。
①とろみ剤
医師から「水分にとろみをつけてから飲んでください」と言われた場合は、こちらのとろみ剤を使用するのがおすすめです。
とろみ剤は様々なメーカーからたくさんの種類が販売されていますが、
- 小分けになっている
- ベッドサイドに置きやすい大きさ
- ダマになりにくい
- 時間をかけることなくとろみがつく
このような特徴のある商品は使い勝手が良く重宝されます。
お茶や水だけでなく牛乳・スープ・お味噌汁など水分の多いものであれば利用することができ、使用する量によってとろみの強さの調整もすることができます。
②イージースワロー 誤嚥予防クッション
嚥下機能が低下してきた方にとっては、食事中の姿勢ひとつもとても大きな影響を与えます。
寝たきりだからと言ってそのまま食事を介助してしまうと、飲み込みづらく誤嚥をしてしまうということも…。
こちらのクッションを使うと、『飲み込みやすい顎引きの角度』が無理なく再現できます。5つのパターンで頭の高さを変えることができるため、利用される方に合わせたちょうど良い角度が見つかるでしょう。
病院に持ち込んで利用し、退院時にちょうど良い角度調整の方法を確認しておくことで、自宅に帰っても入院中と同じ角度で食事を取ることができるのも安心ですね。
③摂食嚥下訓練器具
病院に通っている方は、医師や理学療法士さんにこのような器具をおすすめされる方もいらっしゃるかもしれませんね。
嚥下障害は筋肉の低下から起こるものですので、口腔内のトレーニングを行うのも効果的だと言われています。
舌、唇、口輪筋に負荷をかけ、飲み込む力を鍛えられる商品なので、『最近、食事時のむせが気になってきた』という方にもおすすめのアイテムです。
④アイソカル ハイカロリーゼリー
食欲がなくなってしまい、食事をなかなか食べられない方でも食べやすいゼリーです。
- ゼリーなのでとろみのついた水分よりも誤嚥しづらい形態
- 味がたくさんある
- 食品メーカー「ネスレ」が開発しており、美味しいと評判
- ハイカロリーなので、カロリー不足の方にもおすすめ
こちらは病院の食事で提供されていることも多く、「美味しい!」と評判です。
「食欲のない親が心配」「なかなか食べられるものがない」など不安に思っている方は、ぜひ一度試してみると良いかもしれません。
⑤【書籍】これからの嚥下食レシピ
嚥下障害がある方でも、ご自宅で元気に生活している方が多くいらっしゃいます。
病院であれば適切な形態の食事が出てきますが、自宅ではそうは行きませんよね。
そんなときに参考にしたいのが、自宅で作ることができる嚥下食のレシピです。
レパートリーを増やすことで、味気ないと思われがちな嚥下食でも美味しくいただくことができますね。
嚥下障害が見られ始めたら、食事の形態に気をつけよう!
今回は、嚥下障害が見られ始めた方向けの商品をご紹介させていただきました。
嚥下障害は、歳をとれば誰にでも起こり得る現象です。
悲観するのではなく、医師と相談しながら「工夫して楽しく食べる」という選択肢があっても良いかもしれませんね。
ここで紹介した商品は嚥下障害のある方でも比較的使いやすいよう開発されたものではありますが、使用の前に必ず医師に相談、確認をしてくださいね。